2011年11月16日水曜日

作家からのメッセージ:フクイヒロシ

はじめまして、フクイヒロシです。
このたびは実行委員会の近藤美和さんからお誘いをいただきまして、初出展させていただくこととなりました。

そもそも「チャリティ展覧会」に参加することが“ 初 ”なので、
勝手に絶大なるプレッシャーを感じまして直前になって「参加辞退」のお電話をかけたほどでした。。
(そのお電話で近藤さんからあたたかな励ましをいただいたので、めでたく参加させていただく運びとなりました……)


3月11日以降、イラストレーターという立場や技能には関係なく、自分のペースで支援活動を続けています。
その中でたまにイラストレーターとしての技能を求められることもあって、そういうときはありがたい気持ちにもなります。

「社会に求められている」という実感はただイラストレーターとして仕事をしているだけではなかなか実感することは難しいですが、
単純に自分のイラストを見て「明るい気持ちになった」とか「笑った」とか言ってもらえると、自分の存在が認められたようなうれしい気持ちになります。

誰かのために描いたイラストが、回り回って自分自身を励ます結果になるなら、それはそれはすばらしいことなのではないか、と。
それを理想に地道に描いていきたいと思います。


[実行委員会から]
今回初参加のフクイヒロシさん。
東京で活躍しているイラストレーターさんです。
クスッと笑える可愛いキャラクターが特徴です。
実はもう何年も前にあるイベントでご一緒したのですが、あまりの可愛さにオリジナルグッズが飛ぶように売れていました。
震災以後は独自に支援活動をされています。

※フクヒロシさんwebサイト

※「東日本大震災支援 スパイスforボランティア」

アニメーション映画のひとコマを切り取ったようなイラスト。
今後のシリーズが楽しみです。

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